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IK Multimedia社が「T-RackS Space Delay」を発売。

IK Multimedia社が「T-RackS」シリーズ用のプラグイン「T-RackS Space Delay」を発売しました。見た目からもわかるようにRoland社の銘器「スペースエコー RE-201」を再現したテープエコー・プラグインです。色も、緑から赤になりました。カッコ良いです。

T-RackSシリーズはIK Multimedia社が発売する定番のマスタリング・ソフトウェアのシリーズです。というか、プラグイン・スイートですね。複数のモジュールをシェル上でチェインして使う仕様になってます。もちろん各々を単体のプラグインとしても使えます。

T-RackS 5 – Walkthrough

現在の最新バージョンは「T-RackS 5」で、含まれるプラグインの数によって「T-RackS 5(9種)」「T-RackS 5 Delux(22種)」「T-RackS 5 Delux(32種)」などのバリエーションがあります。あとで欲しいプラグインを個別に買い足すことも可能ですが、トータルで考えたらバンドル数が多い方がお徳です。

また、無料配布の「T-RackS Custom Shop」もあります。
こちらはお試し期間中に使ってみて、気に入ったプラグインだけをアンロックで購入していくシステムになります。

さて「T-RackS Space Delay」です。
オリジナル機は、3つの再生ヘッドで作られるテープディレイ音とスプリングリバーブの音をミックスして、様々なエコー効果をつくることができました。「スペースエコー」とはよく言ったもので、実機はまさに「スペース」で「アンビエント」な良い音がします。

Roland RE-201 テープエコー デモンストレーション

「T-RackS Space Delay」はそのサウンドをモデリングで忠実に再現。
加えて、各ディレイ音およびエコー音のパンニング、ダッキング処理、ビンテージ感ましましにできるローファイエフェクトの追加など、現代のモダンなレコーディング環境にも充分対応できる仕様になってます。

そんな「T-RackS Space Delay」ですが、IKオンライン・ストアで絶賛ダウンロード販売中。

価格は€99.99(税別)。
日本では株式会社フックアップのbeatcloud.jpにて、11,990円(税込)でも購入可能。
また、T-RackS 5 Custom Shop経由でも入手できます。

なお、T-RackS 5、MAX、DeluxeおよびSEの所有者、もしくは単品で5個以上ライセンス登録しているユーザーの方には、優待販売があります(2020年9月15日まで)。
※ただし、Group Buyのユーザーは対象外とのこと。

価格は€79.99(税別)。
beatcloud.jpでは、9,590円(税込)になります。

あ、ついでにブライアン・メイのお誕生日記念で、AmpliTubeのバースデイ・プロモもやってますね。こちらは2020年7月20日まで。ハッピーバースデー・ブライアン!