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2年ぶりのKOMPLETE祭り到来! Native Instrumentsが「KOMPLETE 13」を発表

Image Via: Native Instruments GmbH

登録ユーザーの方にはもうメールでのお知らせが届いてるかと思いますが、「KOMPLETE」のアプデが来ました。「13」です。

Introducing KOMPLETE 13 | Native Instruments

知らないひともいないと思いますが、「KOMPLETE」はNative Instruments社が発売する、まさに「全部入り」の、究極のソフトウェアバンドルパッケージです。

セレクト」「無印」「アルティメイト」「アルティメイト・コレクターズエディション」と、目的とお財布(とハードディスク空き容量)にあわせて購入でき、しかも単品で購入するより断然お得という同社の看板商品になります。

前バージョンの「KOMPLET 12」が2018年の9月だったので、ちょうど2年ぶりのアップデートですね。

で、今回の目玉。
まずは、マルチエフェクターとギターアンプシミュレーターが融合した「GUITAR RIG 6 PRO」。

Introducing GUITAR RIG 6 PRO | Native Instruments

なにやらNI社が開発した回路モデリング技術「INTELLIGENT CIRCUIT MODELLING(ICM:インテリジェント・サーキット・モデリング)」を新たに採用しているそうで、「機械学習」によりハードウェアの挙動を「徹底的に再現」とのこと。今後もこの技術を使って、新たなギターアンプの追加がありそうです。というか、音楽ハードウェアのシミュレーターの世界にもとうとう機械学習の波が来ましたか。今後はアナログシンセとかもサウンドから個体差を学習させて、劣化も含めて回路の挙動をきっちりシミュレート、とかもありそうな予感です。

それから、ソロ・ストリングス音源集「CREMONA QUARTET」。

弦楽器発祥の地、イタリア「クレモナ」で録音された4つの世界的銘器(ストラディヴァリ・チェロ/ヴァイオリン、ガルネリ・ヴァイオリン、アマティ・ヴィオラ)の高品位サウンドが収められています。

「ストラディヴァリ・ヴァイオリン」は先行発売されてますが、お値段考えてもぜんぜんお得です。

Making STRADIVARI VIOLIN | Native Instruments

あとは、過去2年間に発売されたインストゥルメント/Expansionもすべて網羅(コレクターズエディション)され、これひとつでNIソフトウェアのすべてが手に入ります。

もちろん「Massive X」も「無印」以上からバンドルされています。

なお、発売は10月1日です。
パッケージ別の詳細な構成内容は、NIのサイトでご確認ください。

Native Instruments: COMPARE KOMPLETE 13

で、フラッグシップ音源の「REAKTOR」「KONTAKT」はアップデートなし。「ABSYNTH」も、もちろん「5」のまま(こっちは「Plasmonic」があるから打ち止めかなぁ…)。

シンセサイザー系のアプデは、次回を楽しみに待ちましょう。

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