とりあえず「Prophet-5 Desktop」のリリースは確定のようですし、せっかくなのでスペックシートをもとにそのサイズを想像して遊んでみます。ハードウェアシンセって、こういうの夢想している瞬間からすでに楽しいんですよねぇ。
まず「Prophet-5」の外寸から。スペック上では「95.25cm x 41.6cm」となっています。
で、比較対象として「Prophet-6 Desktop」を見てみましょう。こちらは「54.0cm x 18.9cm」ですね。ちなみに「Prophet Rev 2」も横幅は同じくらい。ウッドパネルを外してギリギリ19インチラック幅でしょうか。
これらのデータをもとに、対比図を起こしてみました。こんな感じです。
「Prophet-5」のセンター部分のエリアが、「Prophet-6 Desktop」の横幅にちょうど収まる感じです。「Prophet-6 Desktop」は意外にコンパクトなのがわかりますね。このサイズにあれだけのボリュームノブを詰め込んでるのですから、やはりギチギチです。
では、その横幅にあわせて「Prophet-5」のコントローラー部分を並べ替えてみます。いくつかのスイッチの配置だけちょいちょいと調整して……こんな感じになりました!
かなりそれっぽくなりました。ただし構成されているパーツのサイズが「Prophet-6」よりも大きいので、奥行きはかなり増えます。っていうか「デカっ!」って感じです。
ちなみにどれぐらいデカいかというのを、既存のデスクトップシンセと比較してみましょう。
まず、以下から。
これを、今回つくった「Prophet-5 Desktop(仮)」のイメージと比べると……
うーん、やっぱデカいなぁ。でも奥行きは「Iridium」の方がありますよね。耳つけてラックに収めるとしたらそっちの方がスペースを取ることになります(いまどき、音源でそういう使い方もめずらしいですが)。
で、実はいちばんサイズ感が近そうなのが、これです。
知ってる方はわかるかと思いますが、E-muの「Command Station」よりさらにデカいとうのは相当なものです。
ついでに、もうひとつ。
表面積にしたら、「Boutique」シリーズ四台分はありそうですね。
イメージ的にはゴールデンレトリバーと柴犬くらいの差でしょうか。やはりデカいです。
ということで「Prophet-5 Desktop」をサイズの面から考察してみましたが、パーツに同じものを使うと仮定したイメージではやはり「ちょっとデカいかなぁ」という印象です。もしかしたら少さめのパーツを使って「Prophet-6 Desktop」と同サイズに落とし込んでくるかもしれませんが、それはそれで残念な気もします。
あ、そういえば昔、こういうのもありましたね。
とりあえずは、続報を楽しみにすることにしましょう。
で、個人的には中身がZEN-Coreでもかまわないので、ローランドさんには是非「Boutique」シリーズで「PR-05」をリリースしてもらいたいところです。オシレーターもフィルターも既にモデリング済みですしね!
って、まぁ無理か……。