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Arturia社が「V Collection 8」をリリース! JunoにEIIにXaにMoogの16-ch Vocoder!

Arturia V Collection 8
Image: via Arturia

Arturia社からの新着メールは「ああ、やっぱりね」のアプデのお知らせ。っていうか時期的にそろそろ来るんじゃないかと思ってました。待望の「V Collection 8」が登場です!

今回の目玉は、新たに追加された4つのインストゥルメント2つのアップデート。加えて新調された「Analog Lab V」です。

で、勇んでサイトにアクセスしてみたらarturia.comが異常に重いし、Software Centerも挙動が変だし、やっぱりみんな待ってたんでしょうか。

V Collection 8 | Legendary Keyboards Reinvented

4つの新規インストゥルメン

さて、新規組での注目は、まず「Jun-6 V」。
一目瞭然ですがRoland社の「Juno-6」、シリーズ初代のモデリングです。

Junoシリーズというとテクノキッズ的には「106」なんですが、こちらは本家を始めCherry Audio社も最近リリースしてますし、Arturia社の製品コンセプト的にも「クラッシックキーボードの再現」ということで「6」に行ったんだろうなとは思います。「106」は音もちょっと違うしね。

Jun-6 V – V Collection | ARTURIA

で、仕様的にはLFOとエンベロープが1基ずつ追加されて、音づくりのバリエーションも広がりました(うーん、JunoってJupiterシリーズと違って割り切ったつくりが魅力でもあると思うので、個人的にはいらないかな。まぁ、あって困ることはありませんが)。

あと、Junoってコーラスがわりと大きくフィーチャーされがちですが、やはりDCOローランドフィルターの組み合わせが絶妙です。ローをばっさり落として、カットオフとレゾナンスをクロスさせる独特な裏返るようなサウンドはJunoならでは。ノブではなくスライダーなのも実はポイント高いです。

これ、得意なのがウィリアム・オービットですね。このひと、シンセはJunoしか使ってないんじゃないかってくらいのJuno大好きっ子です(「106」ですが)。いちばんメジャーなのは、ちょっと古いですがプロデュースしたマドンナの「Ray Of Light」でしょうか。

Madonna – Ray Of Light (Official Music Video)

それから、もうひとつの面白そうなのが「Emulator II V」。

サンプラー黎明期に一世を風靡した8bit機で、アナログのSSMフィルターエンベロープジェネレーターを装備しています。サンプリング周波数も27kHzと、現代的な視点ではその超ローファイなサウンドが魅力ですね。

Emulator II V – V Collection | ARTURIA

動画ものっけからEmuのライブラリーサウンドで、途中入る寸劇のネタもジョン・ヒューズと、きっちりツボを抑えたつくり。

DACもオリジナル機をモデリングしたローファイタイプが選べるようで、これはプリセットを楽しむというより、自分でライブラリを組んで遊ぶのが正解そうです。

あとは「OB-Xa V」。こちらも「プリセット名からしてまんまじゃねーか!」を畳み掛けてくるツッコミ待ち上等な動画です。

OB-Xa V | Software Instruments | ARTURIA

今回のなかでは、これがいちばん素直で扱いやすそうな感じです。

新規最後は「Vocoder V」で、「Moog 16-Channel Vocoder」のエミュレーションです。が、すいません個人的にヴォコーダーにはあまり思い入れがないので、それほどくわしくありません。どなたか知ってる方が解説してくれるでしょう。

アップデート

さて、アップデート組では「Jup-8 V」が「V4」になりました。UIも刷新されてスマートになりましたね。モジュレーションエンジンも新しくなっているようです。ほんと「Jupiter」もよいシンセですよね。MoogともSequentialともOberheimとも違う独自のキャラクターで、当時からすごいシンセが日本にもあったんだなぁとあらためて感じさせてくてれます。

あとはローズのエレピをモデリングした「 The Stage 73 V」。こちらも物理エンジンがアップデートされているようです。

で、アップデートでいちばんの注目なのは、実は「Analog Lab V」かも。

Image: via Arturia

「V Collection」もバージョンアップのたびに機種が増えていってます。が、コンセプト的にヴィジュアルも含めての再現ということで、慣れ親しんだもの以外のいちからのサウンドメイクとなると、なかなかめんどくさかったりします。もちろん実機より改善されているものもありますが、「Synclavier」くらいになるとさすがに「スゴすぎて無理!」ってなります(あのFM音源はヤバい)。

で、必然的にインストールしてない機種も増えるわけで、そういう意味ではクロスオーバーにプリセットサウンドにリーチできる「Analog Lab」は、意外に重宝したりします。

「Analog Lab V」はデザインもクールになったし、インターフェイスも改善されて、出番も増えそうな予感がします。

ライブ配信もあるよ

あと、おまけといってはなんですが、どうやらライブ配信も用意されているようです。

Livestream | Introduction to V-Collection 8

こちらも楽しみですね。12月11日の公開予定です。